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アナ雪2のステマ騒動とは何?漫画家や広告代理店と経緯をわかりやすく解説!

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アナ雪2 ステマ 騒動 とは 何 漫画家 広告代理店 経緯 わかりやすく 解説
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現在公開中の大ヒット映画『アナと雪の女王2』でステマがあったとして大きな波紋を呼んでいますね!

 

12月3日の午後7時ごろに「#アナ雪2と未知の旅へ」というハッシュタグでほぼ同時刻にツイッターで投稿された7人のクリエイターの漫画が、「ステルスマーケティングではないか」と批判が殺到しているようです。

 

『アナ雪2』で行われたとされるステマとは一体何なのでしょうか?

 

今回は、『アナ雪2』のステマ疑惑があったとされる漫画家7人と広告代理店、またステマとは何かをわかりやすく解説していきたいと思います!

 

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『アナと雪の女王2』感想漫画の投稿でウォルト・ディズニー・ジャパンが謝罪文を発表

 

この騒動の発端は、2019年12月3日の午後7時ごろ、公開中の大ヒット映画『アナと雪の女王2』を観た複数の漫画家が「#アナ雪2と未知の旅へ」というハッシュタグをつけて一斉にツイッターで感想漫画を発信したことでした。

 

これは、ウォルト・ディズニー・ジャパンが宣伝PRの一環として行った「『アナと雪の女王2』感想漫画企画」で、クリエイター7人に映画を鑑賞させて感想漫画をツイッターに投稿してもらうというもの。

 

しかし、投稿にはPR表記が一切なかったため、ネット上で「ステマではないか」との批判が殺到する事態となりました。

 

批判を受け、ウォルト・ディズニー・ジャパンは公式サイトを通して謝罪文を発表。

 

こちらがその謝罪文全文です。

この度は、「『アナと雪の女王2』感想漫画企画」につきまして、ご参加いただきましたクリエイターのみなさま、ファンのみなさまに多大なご心配、ご迷惑をお掛けし、深くお詫び申し上げます。

 

本企画は、クリエイター7名のみなさまに映画『アナと雪の女王2』をご覧いただき、ご感想を自由に表現いただいた漫画をTwitterに投稿いただく企画として実施したものです。

 

本企画に伴う投稿は、「PR」であることを明記していただくことを予定しておりましたが、関係者間でのコミュニケーションに行き届かない部分があり、当初の投稿において明記が抜け落ちる結果となってしまいました。

 

今後このような事がないよう、関係者一同、深く反省するとともに、コミュニケーション体制を見直し、再発防止策を講じてまいります。

 

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

 

投稿漫画にPR表記が抜けてしまった理由について、ディズニーの担当者は伝達上のミスと説明しており、ステマの意図や認識についてはなかったと否定しています。

 

アナ雪2の評価や感想・レビューについては『アナと雪の女王2の評価や感想(ネタバレあり)口コミとレビューを調査!』でまとめていますので是非一緒にチェックしてみてくださいね!

 

『アナと雪の女王2』のまとめ記事を作成しています。興味あればぜひ見ていってください!

【アナと雪の女王2】まとめ記事

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ステマ(ステルスマーケティング)とは何?問題の理由は?

 

今回『アナ雪2』の宣伝で行われたとされる「ステマ」とは一体何なのでしょうか?

 

ステマとは

ステマとは「ステルスマーケティング」の略で、企業側からお金を受け取っているにもかかわらず、客観的な立場を装い、その企業の商品について良い口コミをするなどの宣伝活動を行うことを指します。

「ヤラセ」「サクラ」などとも呼ばれます。

 

飲食店などで悪いレビューを削除し、良いレビューだけを残すことによって自社の評価を操作することも「ステマ」にあたります。

 

2012年に発生した「ペニーオークション詐欺事件(通称:ペニオク事件)」でも、多くの芸能人が報酬を受け取っていたことを明記せずにオークションサイトを宣伝した(ステマ)として大きな騒動となりました。

 

この事件によって「ステマ」が広く世間に知られることとなり、この年の「新語・流行語大賞」にもノミネートされました。

 

「ステマ」の問題点は「偽りのイメージを持たせて消費者をだますことにより、消費者に不利益をもたらす面がある」ため、モラルの観点から非難を受ける対象となっています。

 

もし「ステマ」を行っていたことが発覚した場合、企業は消費者からの信用を落とすことにもつながります。

 

そのため、企業による宣伝活動を行う場合は「#PR」「#AD」といった表記によって、消費者にそれが広告だとわかるようになっていなければいけません。

 

今回『アナ雪2』が批判を受けたのは、PR表記をせずに広告宣伝活動を行った「ステマ」であるとみなされたからなんですね。

 

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『アナと雪の女王2』でステマをしたとされる漫画家作家7人は誰?

 

12月3日に午後7時ごろに「#アナ雪2と未知の旅へ」のハッシュタグとともに投稿された7人の漫画家作家と投稿内容がこちら。(投稿時間順)

 

大和なでしこ

 

お肉おいしい

 

ただまひろ

 

しおひがり

 

山本アヒル

 

 道雪葵

 

小雨大豆

 

以上7人の漫画家の投稿には

  • いずれも12月3日午後7時〜3分ごろのほぼ同時刻に投稿されている
  • 「#アナ雪2と未知の旅へ」というハッシュタグがついている
  • PR表記がされていない(小雨大豆は一度削除したのちPRをつけてあげ直している)

といった共通点がありました。

 

そして「ステマ疑惑」によって炎上騒ぎとなったため、漫画家の方々は「試写会に招待されPRで漫画を描いた」とことの経緯を説明し、PRの文言をつけなかったことについて「認識不足」として謝罪しました。

 

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『アナと雪の女王2』でステマをした広告代理店はどこ?【追記あり】

 

『アナと雪の女王2』で7人の漫画家さんたちにPRの漫画を依頼した広告代理店はどこの会社だったのでしょうか?

 

これについては現段階で特定はされていないものの、ネット上ではやしろあずきさんが執行役員をつとめる株式会社wwwaap(ワープ)ではないかという情報が出回っているようです。

 

株式会社wwwaapが依頼主だとする根拠については

  • ツイッター宣伝漫画の最大手だから
  • 「山本アヒル」「しおひがり」「お肉おいしい」はwwwaapのクリエイター
  • ツイッターで「PR漫画」がトレンドワードになっていたのに、広告漫画の会社役員であるやしろあずきはそれに一切触れなかった

などがあげられています。

 

しかし、やしろさん本人は「僕自身一切関わっていない」とこの噂について否定しています。

 

会社の執行役員であるやしろさんが否定しているため、株式会社wwwaapがどこまでこの件に関わっているのか、現段階では確定した情報がないままとなっています。

 

今回の『アナ雪2』ステマ騒動については、今度の動向を見守りつつ新たな情報が入り次第こちらに追記したいと思います。

 

追記12/12:『アナ雪2』ステマ騒動について、電通社員が関与を認めたとの情報がありました。

 

 

感想漫画を依頼された漫画家も「代理店はPR表記をつけないよう依頼してきた」と明かしており、広告代理店の指示によりステマが意図的に行われたことを示唆しています。

「誰の発案だったのか」など、続報がありましたらまたこちらに追記したいと思います。

 

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まとめ

 

今回は、映画『アナと雪の女王2』をめぐるステルスマーケティング(=ステマ)疑惑についてご紹介しました。

 

12月3日午後7時にツイッター上に「#アナ雪2と未知の旅へ」とハッシュタグをつけた7人の漫画家による感想漫画が「ステマ」だとの疑惑が上がっています。

 

ウォルト・ディズニー・ジャパンは公式サイト上で謝罪文を発表し、PR表記をしなかったことについて「伝達上のミス」と説明し、ステマを否定。

 

7人の漫画家たちはそれぞれ「試写会に招待されPR漫画を書いた」と経緯を説明し、PR表記しなかったことを「認識不足だった」と謝罪。

 

感想漫画を依頼した広告代理店は株式会社wwwaap(ワープ)だとする説がネット上で多く出回っていますが、執行役員のやしろあずき氏は「僕自身一切関わっていない」と関与を完全に否定していました。

 

アナ雪の結末まであらすじが知りたいという方は『アナ雪2のネタバレ結末あらすじ考察!エルサやオラフは最後どうなる?』でまとめていますので是非読んでみてくださいね!

 

『アナと雪の女王2』のまとめ記事を作成しています。興味あればぜひ見ていってください!

【アナと雪の女王2】まとめ記事

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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