首里城放火の犯人は誰?不審者情報や金閣寺火災の共通点と動機も調査!
10月31日未明に発生した首里城火災で「中学生による放火」「犯人は外国人」などの情報が拡散されているようですね。
今のところ火災原因については明らかになっておらず、放火かどうかもわかっていない段階ですが、なぜそのような情報が出回っているのでしょうか?
今回は、首里城火災の犯人は誰なのかと、不審者情報や金閣寺火災の共通点と動機などについても調べてみました!
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首里城火災は放火?犯人は誰?
【速報】首里城火災
10月31日午前2時41分に首里城の警備員から首里城で火災が発生しているとの通報があり、午前6時現在でもまだ延焼中のようです。
なんで夜中に火災が起きるん?
放火?朝から涙でる😭 pic.twitter.com/5hyVBhz8pr
— 🎃れいわちゃん🎃 (@rei_wa_chan) October 30, 2019
沖縄県那覇市で10月31日未明に起こった首里城の火災は、正殿から出火後、大規模に延焼。
那覇消防局より南殿、北殿などを含めた計7棟を焼失して、午後1時半ごろに鎮火したとの発表がありました。
首里城では10月27日より首里城祭が開催されており、30日夜も関係者が準備などの作業をされていたと言われています。
現在のところ出火の原因についてはわかっていませんが、出火時間が午前2時40分ごろだったことや、燃え方があまりにも激しいことなどからネットでは「放火だ」とする見方をしている人が大多数となっています。
首里城火災の出火原因については『首里城出火の原因はなぜ?放火の可能性と復元再建費用や期間についても調査!』の記事でもまとめていますので是非一緒にチェックしてみてくださいね!
さらに「放火犯は中学生」「外国人が火をつけた」とする情報や、「自分が犯人だ」と名乗り出るYouTuberまで現れる事態となっており、情報は錯綜しています。
出火原因については現在も調査中であり、今回の火災が「放火だ」と裏づけるものは今のところありません。
出火元は正殿の可能性が高いと言われていますが、その他については新しい情報がわかり次第追記したいと思います。
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首里城周辺で不審者情報はあった?
首里城火災、火元は正殿か 付近で未明まで祭りの作業https://t.co/83uml0vgrj
那覇署によると、正殿が火元の可能性が高いとみられるが、署は不審者の情報もないことから放火などの事件性は低いとみている。 #首里城 #沖縄 pic.twitter.com/diU5ABVHdA
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) October 31, 2019
首里城火災で警察は不審者情報の聞き込みも実施しているとの情報がありました。
現場には監視カメラも設置していたとのことですが、今のところ不審者に関する情報はなく、放火などの事件性は低いとみられています。
放火でない場合、火災が起こる原因としては漏電などが考えられますね。
不審者情報についても現在調査中ですので、何か新しい情報がわかりましたら追記したいと思います!
首里城火災による祭りの中止については『首里城火災で首里城祭が中止!今後の観光はどうなるのか調べてみた』の記事でもまとめていますので是非一緒にチェックしてみてくださいね!
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首里城と金閣寺火災との共通点や動機を調査!
今回の首里城の火事は、1950年の金閣寺炎上に匹敵する国家的損失だな。あのときは坊主の放火が原因だったけど、さて今回はどうしてこうなったのか…。 pic.twitter.com/S0kRbYAgnD
— タカタ社長 (@PRESIDENTTAKATA) October 30, 2019
首里城での火災発生のニュースを受け、過去に金閣寺で発生した火災との関連性にも注目が集まっているようです。
金閣寺で発生した火災とは、1950年7月2日に起こった金閣寺放火事件のことですね。
事件の犯人は当時21歳だった林承賢という金閣寺の見習い僧侶でした。
犯人は放火して逃走後、薬物・切腹自殺をはかりますが救命処置により一命を取り止めます。
犯人の母親は警察の取り調べからの帰路で列車から保津峡に飛び降りて自殺。
京都地裁により懲役7年を言い渡された後、服役中に結核と統合失調症が進行したため26歳で病死しています。
この事件はその後、三島由紀夫『金閣寺』や、水上勉『五番町夕霧楼』『金閣炎上』などの題材となり、修行僧が放火をした動機にはさまざまな解釈がなされています。
- 世間を騒がせたかった
- 社会への復讐のため
- 自分の吃音や不幸な生い立ちに対して金閣における美の憧れと反感を抱いて放火した(三島由紀夫)
- 寺のあり方、仏教のあり方に対する矛盾により美の象徴である金閣を放火した(水上勉)
さらに首里城と金閣寺の共通点については、
- 首里城(跡)も金閣寺も世界文化遺産に認定されている
- 歴史の中で何度も焼失・再建を繰り返している
- 見た目が美しく観光客からの人気が高い
- 焼失による国家的損失の甚大さ
などが挙げられますね。
これらの共通点から、金閣寺での放火事件と関連づけて「首里城も放火されたのではないか」とする見方が広がっているようです。
火元や放火かどうかについては警察や消防の捜査によりいずれわかると思いますので、発表を待ちたいと思います!
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まとめ
今回は、首里城火災の放火犯人や不審者、また金閣寺放火事件との共通点についてご紹介しました。
首里城火災に関しては、現在「犯人は中学生」「外国人が火をつけた」などさまざまな情報が拡散されていますが、放火であることを裏付ける証拠はでていません。
現場には防犯カメラが設置されていましたが、今のところ不審者の目撃情報はないようです。
同じく世界遺産で1950年に焼失した金閣寺では修行僧が放火したことが明らかになっていますが、この事件との関連性についても不明となっています。
追加の情報については警察や消防からの発表を待ち、こちらに追記させていただきます。
首里城火災の出火原因については『首里城出火の原因はなぜ?放火の可能性と復元再建費用や期間についても調査!』の記事でもまとめていますので是非一緒にチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!